ちっぽけな この自分の力さえ、使いきれていない事が悔しい。
日曜日は 蝉しぐれの小学校のグランドで
野球少年たちに スパイクの履き方を指導してきました。

野球は やはり、他のスポーツと・・・
一線を画するものがあると思いました。
シューズの状態が これほど悲惨な競技は 他にないと思うのです。
自分の力はちっぽけすぎて、この現状は変えられないけど・・・

それでもさぁ。。
チビっ子たちの笑顔を見てると
誰かがやらなきゃダメだと思う。
シューズは選手の命綱

ミニバス 左膝の痛み。
青い方が、今まで使っていてたシューズ。
サイズが小さくなったので、
紫のシューズに履き替えたとのこと。

今履いているシューズを
いつものように履いた歩行


使わなくなった小さいモノ
僕が履かせたときの歩行

つま先の向く方向の違いが判るでしょうか??
実際は、みんな 2.5cm~3cm くらい大きなシューズを履いています。
一歩あるくごとに、一歩走るごとに 膝を捻っています。


それは子供達が悪いはずもなく、
ただ純粋に、
明日の希望に向かって
汗を流しているのです。

紐 結びすぎて皮向けました。
ランニングシューズや、バスケットシューズのようなフラットソウルと違い、
ポイントで支える 野球や、サッカーのスパイクは、


上手に使えば とても楽しいものだけど、同時に危険を伴います。
捻挫で来院する子のシューズは問題がある場合がほとんどです。


足の治療をしながら、シューズを治して・・・


スパイクに型をつけて・・・

(向かって右が型をつけたシューズ)
治療費 3,700円(学生価格)とか・・・
割の合わない仕事をしてるけど・・・
自分たちの利益だけに留まらず、
もっと地域を笑顔にしようと思って日々過ごしていれば


困った時には、意外と誰かが助けてくれるもので・・・



こんな弱小な治療院でも20年・・・なんとかやって来れました。
できる事は小さいですが・・・小さいことならやれるはず。


ニュースにも新聞にも載らないけれど・・・
この空だけは見ていると信じて進みます。