アメブロはコチラから
今まではシューズの事ばかりでしたが、
今回は筋肉に触れてみたいと思います。
なんだか鍼灸師らしい記事になりそうですね(笑)
「腸腰筋」
多くの方が知っている筋肉だと思います。
ここで、少しだけ解剖学的な話を・・・

腸腰筋は、
腸骨筋・大腰筋の2つからなる、
背骨(腰椎)と骨盤(腸骨)から
大腿骨に付く筋肉です。
短距離選手やラガーマンなどが、
腸腰筋が発達していると言われます。
つまり・・・
瞬発的な股関節の動きに関係している訳です。
また、体の深い部分にある為、
「インナーマッスル」とも呼ばれています。
特に、上半身を安定させているのが腸腰筋です。

主な作用は、股関節の屈曲です。

また、下半身を固定すると、
骨盤・腰椎の前屈に作用します。
〜腸腰筋が硬いとこんな状態に〜
・体幹が安定しない為、バランスが悪くなる
・前傾姿勢(猫背)になり、姿勢が悪くなる
これにより、腰痛や転倒の原因になる
※腸腰筋だけが原因ではないため、詳しい検査が必要です
関連記事:腸腰筋とは
いざ、ストレッチ!!
※今回は左の腸腰筋を伸ばしています
①.肩幅(骨盤の幅)に立ち、片足を前に出す



〜Point〜
1.上半身はしっかり起こす

2.膝を足のセンターに持って行く
〜悪い例〜
1.前屈みになっている・反り腰になっている



2.膝の向きが足のセンターから
ズレている

②.前足に体重をかけて、
姿勢をキープする
(後ろ足は支えるだけ)
これが基本姿勢となります。
ここからアレンジを加えることもできます。
更に腸腰筋を伸ばす
①.基本姿勢を作る
②.骨盤を前に向けたまま、腰を捻って腸腰筋を伸ばす
〜Point〜
腸腰筋に「捻り」を加えるイメージ
大きく腰を捻らない→腰を痛めるため


肋間を一緒に伸ばす
①.基本姿勢を作る
②.腕を上に伸ばして、指を組む
③.骨盤を前に向けたまま、体を倒して肋間を伸ばす
〜Point〜
バランスを保つ(基本姿勢は崩さない)
骨盤から上を伸ばしていくイメージ


★ストレッチはどれくらい伸ばすのか?
筋肉の伸ばし方を知っていても、
「どの程度伸ばして良いのか?」が
分かっていないと勿体ないです。
ストレッチ全体に共通する事なので、
ポイントを載せておきます。
・ウォーミングアップの場合→軽く反動をつけて20回×3セット
・クールダウンの場合→息を吐きながら20秒×3セット
・痛みが出るまで伸ばしきらない
急性期の肉離れなどではストレッチをしない
私の見解ではありますが、
「腸腰筋を整える=タイム・動きを左右する」
これくらい大切な筋肉だと思っています。
腸腰筋の筋トレも後々紹介しますが、
鍛えるよりも整える方が、効率的だと思いませんか?
今すぐ実践できるストレッチで、自分磨き、してみませんか?
ブログ制作者の情報はコチラから↓
Twitter:「@wakaba_runner」
Facebook:「山田 洋太」
アメブロ:「若葉治療院のランナー 山田洋太」
コメントをお書きください